『妻』(つま、原題:아내)は、1982年にKBSで放送された韓国の連続テレビドラマで、2003年にリメイクされてKBS2で放送された[1]。脚本は共にチョン・ハヨンが書いた[1]。
妻子ある男ハン・サンジンが記憶を失い、ミン・ヨンテとなって生きている。このヨンテとなったサンジン、それに記憶喪失前の妻ナヨンと記憶喪失後の妻ヒョンジャの3人をめぐる人間関係を描いた作品である[2]。1982年のオリジナル作品ではサンジン、ナヨン、ヒョンジャをそれぞれハン・ジニ、キム・ジャオク、ユ・ジインが演じ[1]、2003年のリメイク作品ではそれぞれユ・ドングン、キム・ヒエ、オム・ジョンファが演じた[2]。
脚本を書いたチョン・ハヨンは1970年ごろから映画の脚本を書いていて、テレビドラマでは本作『妻』や1990年代以降に長編歴史ドラマ『王妃チャン・ノクス』や『明成皇后』、『辛旽』(シンドン)、『インス大妃』などを書いている[3]。
2003年版
1982年に放送された『妻』の脚本を書いたチョン・ハヨンがみずからリメイクして、2003年1月6日から2003年7月1日まで[5]毎週月曜と火曜の午後9時55分からの枠で毎回約60分間放送された[6][7]。演出はキム・ヒョンジュンとキム・ウォニョンが担当した[6]。全52話[5][6]。1982年のオリジナル作品でハン・ジニが演じたサンジン役をユ・ドングンが演じ、キム・ジャオクが演じたナヨン役をキム・ヒエが、ユ・ジインが演じたヒョンジャ役をオム・ジョンファが演じた。ナヨン役のキム・ヒエはこの作品によって第39回百想芸術大賞のTV部門で最優秀女優演技賞を受賞した[6]。
登場人物(2003年版)
主要人物
- ハン・サンジン、ミン・ヨンテ
- 演 - ユ・ドングン
- ハン・サンジンは記憶を失い、ミン・ヨンテとなってヒョンジャと生活し結婚している。[2]
- キム・ナヨン
- 演 - キム・ヒエ
- サンジンの妻。[2]
- ソ・ヒョンジャ
- 演 - オム・ジョンファ
- ヨンテの妻。[2]
キム・ナヨンの周辺人物(2003年版)
- ナム・ヒョンピル
- 演 - チョン・ボソク
- トンナム建設の専務で後継者。サンジンとナヨンとは大学の同窓生でサンジンの後輩。夫サンジンが行方不明になったナヨンを支え恋人になる。[1][8]
- ハン・ミンジュ
- 演 - ムン・グニョン
- サンジンとナヨンの娘。[2]
- ハン・サンヒ
- 演 - ソン・チェファン
- サンジンの妹。[9]
- ハン・サンホ
- 演 - キム・スンス
- サンジンの弟。[10]
- キム・ユンジュ
- 演 - イ・ユリ
- ハン・サンホの恋人。[11]
- チョン・ソンスク
- 演 - ホ・ユンジョン
- ナヨンの大学時代の先輩。[12]
ソ・ヒョンジャの周辺人物(2003年版)
- クムチョン出身の奥さん
- 演 - ユン・ミラ
- ヨンナンの母。未亡人。ヒョンジャにとって母親のような人。[13]
- ヨンナン(ヨンラン)
- 演 - ユン・ジスク
- クムチョン出身の奥さんの娘。[14]
- パク・タルス
- 演 - チョン・ウンピョ
- ヨンナンの夫。[15]
- ヤン・ドンパル
- 演 - キム・サンスン
- ソウルリゾートの機関室の管理人。[16]
脚注
月火ドラマ |
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1980年代 |
1982年 |
孤独の灯 柳一韓 - 七転八起の人生 全澤珤 - 固執の鉄工 金三萬 - 無等の紳士、開拓銀行家 玄俊鎬 - 車輪の生涯 金喆浩 - 開城商人 - 水商売
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1984年 | |
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1985年 |
現場ドラマ - 若い彼ら - 太平舞 - 刑事機動隊
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ファンタジーソナタ - 胸ぐらを一回つかまれましょう
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