太鼓山スノーどんどんパーク in スイス村
太鼓山スノーどんどんパーク in スイス村(たいこやまスノーどんどんパークいんスイスむら)は、京都府京丹後市弥栄町野中2562 京丹後森林公園スイス村にあるスノーパーク。旧称は森林公園スイス村スキー場(しんりんこうえんスイスむらスキーじょう)。 1984年(昭和59年)に森林公園スイス村スキー場としてオープンし、ピーク時には約4万2000人のスキー客を集めたが、2019年(令和元年)10月に営業を休止した。2022年(令和4年)1月8日、ゲレンデを活用してスノーパークの太鼓山スノーどんどんパーク in スイス村がオープンした。指定管理者は株式会社エーゲル[1]。 歴史野間地域の離村京都府竹野郡弥栄町野間地域(旧・竹野郡野間村)は丹後半島内陸部にあり、冬季には積雪が多い豪雪地帯に含まれていた。1963年(昭和38年)の昭和38年1月豪雪(三八豪雪)では野間地域からの離村が進行し、1964年(昭和39年)には太鼓山山麓の住山集落などが廃村となった。
森林公園スイス村スキー場離村集落の土地は国が買い上げたうえで弥栄町に払い下げられ、1978年(昭和53年)には弥栄町森林公園スイス村がオープンした[1]。1984年(昭和59年)には森林公園スイス村スキー場もオープンし、ピークの1991年度(平成3年度)には約4万2000人のスキー客を集めた[1][2]。 その後はスキー客が減少し、2009年度(平成21年度)に1万人を下回った。2016年(平成28年)には京都府北部地域において唯一のスキー場となり[1]、晩年にはピーク時の1割程度のスキー客数にとどまっていた[3]。 2018年度(平成30年度)には「70年間経験したことがない」ほどの雪不足で営業ができず[1]、設備の老朽化、スキー人口の減少、近年の雪不足などを背景とし、2019年(令和元年)10月には2019年度(令和元年度)と2020年度(令和2年度)の営業休止が決定した[3][2]。営業再開が困難であることから、実質的な閉鎖であると報じられた[4]。 スノーどんどんパーク2022年(令和4年)1月8日、森林公園スイス村スキー場の跡地にスノーパークのスノーどんどんパーク in スイス村がオープンした[5]。 特色ピーク時には近畿地方全域から集客していた[4]。ゲレンデの60パーセントが初級者向けとなっているファミリー向けのスキー場だったが、ボードパークの設置や、上級者・中級者向けコースの整備も行われていた。 交通
脚注
関連項目外部リンク |