太田 みぎわ(おおた みぎわ、1991年生 - )は、日本のAV監督、脚本家。
略歴
演劇を行っていた大学時代、作品制作より「人と会って話して脚本書いて」という作業プロセスにやりがいと面白みを感じる[1]。進路をカウンセラー、精神科医、AV監督の中から、二村ヒトシの本を読んだことをきっかけにAV監督を選び、2016年にソフト・オン・デマンド(SOD)に就職[1]。同期入社は小松(17)、ANZO、秋山メメ[1]。
AD経験を経て、2017年4月20日、『これマジ!?女体に【憑依】できる男は実在した!』で監督デビュー(木村真也と共同監督)[2]。のちに「憑依モノ」を専門とする「ノットリレーベル」ではプロデュースも含めて担当した。一般的な専属女優のAV作品も手掛けながら、バイトテロを元にしたAV『憑依バカッター』、カラオケミュージックビデオ風に仕上げたサンプル視聴映像[3]、女優をトランクケースに入れてデリバリーする模様をモキュメンタリー形式で撮影した作品など「発想が異常」[4]とも言われ、バズる話題作を作り続けた。2020年2月、週刊プレイボーイ・エロデミー賞で監督賞受賞(受賞作品は『憑依バカッター 小倉由菜 エロバカ行為怒涛の20連発 大大大炎上SP』)。
2020年8月にSODを退社。同年9月、自分の中のエロを掘り下げるべくTOHJIRO率いるDogmaに入社[5]。
移籍経緯はのちのインタビューで「SODは大好きな会社でして、僕のAV監督としてのほぼすべてを鍛えてもらったし、いる人も好きだった」。「(しかし)ユーザーがSODに求めるAVと、自分の作りたいAVが乖離してきた」[5]、「TOHJIROさんが現役でやられているうちに、一度身を預けてそういったAVの撮り方を学びたい」[5]と述べており、弟子入りという形での入社であったことを明かしている。
人物
- 師匠とするAV監督はTOHJIRO、木村真也、二村ヒトシ。影響受けたAV監督は黒澤あらら、葵刀樹。
- 情熱的な作風やSM、凌辱系作品で有名なTOHJIROを尊敬するものの、自身にはできないと語っており、撮影スタイルは「基本的には0から100まですべて台本に書きます。で、全部段取りを組んでそれ通りにやってもらいます」[5]と設定の中からリアルな感情を引き出すことを作風とする。また「自分は逆に、針の穴を通すような、細い細い一点集中の作品」[1]「掘って掘って、潜って潜って、深いところに行きたい」[1]と述べている。
おもな監督作品
アダルトビデオ
- 『これマジ!?女体に【憑依】できる男は実在した!』(2017年4月、SODクリエイト)[6]
- 『【※閲覧注意】ヤバすぎる、闇ロ○売買の実態。怯えて動かない少女を人形の様に遊ぶ鬼畜変態客…』(2019年9月、SODクリエイト)
- 『憑依バカッター』シリーズ(2019年 ‐ 2020年、SODクリエイト)
- 『がいがぁかうんたぁ実写版』(2020年1月、SODクリエイト)- 出演: 冬愛ことね。クジラックスの同人漫画を原作とする。
- 『通電ショック洗脳実験』シリーズ(2020年 ‐ 、ドグマ)[7]
- 冬愛ことね (2020/11/19)
- 森日向子 (2021/04/15)
- 久留木玲 (2021/08/14)
- 松本いちか (2022/01/15)
- 佐野なつ (2022/6/18)
- 皆瀬あかり (2023/02/18)
- 倉本すみれ (2023/11/18)
- 『麻酔ホルマリン漬け少女コレクション 徐々に体の感覚を失い、固まっていく少女の標本化映像 河奈亜依』(2021年1月、ドグマ、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
- 『毒ガス/媚薬deガンギマリ洗脳実験』シリーズ(2021年11月-、ドグマ、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
- 『【性処理】下水管少女 花狩まい』(2022年5月17日、ドグマ、シリーズ:下水管少女、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
- 『【性処理】下水管彼女 ―愛の大豪雨編― 白桃はな』(2022年11月15日、ドグマ、シリーズ:下水管少女、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
- 『一日(膣)奴隷宣言 膣鎖/クリメンソレータム/子宮パン/ビンタイキ/ゼリー流し込み/デカチンピストン×2/ドライヤー熱風イカセ/飲尿 膣依存女のマ○コをグッチャボコ 横宮七海』(2023年4月15日、ドグマ)
出演
テレビ
脚注
外部リンク