天神社 (河内長野市)
天神社(てんじんしゃ)は、大阪府河内長野市にある神社。旧滝畑7ヶ村の氏神であった。 祭神歴史創建は不詳であるが、1345年(興国6年)の棟札が見つかっており、それ以前のものと考えられる。現在の本殿は江戸時代の元和年間に建立されたものと考えられているが、柱など一部は中世の古材が用いられている[1]。本殿、拝殿の両側の木製灯篭(江戸時代末期 - 明治初期製作と推測)、1460年(長禄4年)の陽鋳銘のある鉄製湯釜は河内長野市指定文化財に指定されている[注釈 1]。 滝畑ダムのまわりを通る大阪府道・和歌山県道61号堺かつらぎ線に面したところに大梵天王社と書かれた鳥居がある。拝殿、本殿は小山の上にあり、その鳥居をくぐって相当に急な石段の参道を登らないとならない。小山は木が鬱蒼と茂っており神体山であるとされる。旧名は大梵天王社であったが、現在は天神社で大阪府に宗教法人登録されている。しかし、決して古くない神社の定書や鳥居の表記は、いまだ大梵天王社のままである。 文化財
現地情報
脚注注釈
出典
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