『天才? Dr.ハマックス』(てんさい ドクターハマックス)は、日本のテレビアニメ作品。全12話。小学館の学年別学習雑誌の1つである『小学一年生』の企画から生まれた作品。2007年10月6日より同年12月22日まで、CSのファミリー劇場にて毎週土曜日8時00分から8時30分に放送された。メインキャラクターによゐこの濱口優・有野晋哉が起用されている。
環境問題を視聴者にとって身近なものにすることと、子どもにも分かりやすく説明することをコンセプトにしている。バラエティ部分とアニメ部分の二部構成になっており、よゐこが司会と登場人物を担当する[1]。
2008年4月に開設された「Yahoo!きっず環境」で漫画版とアニメ版が共に公開された。同サイトで公開された他の作品にはゲーム『エコエゴ』などがある[2]。
登場人物
- Dr.ハマックス(ドクターハマックス)
- 声 - 濱口優[1]
- 科学者にして、ハマックスカンパニーの創始者。万能コントロールマシン「マザー」を開発したが「マザー」の反逆に遭いハマックスカンパニーから解雇処分される。いい加減であるが頼み事を断れない性格をしている。女好きでもある[1]。
- ドードーアリノ / スパイアリノ
- 声 - 有野晋哉[1]
- ハマックスカンパニー潜入中に「マザー」により絶滅鳥類のドードーに姿を変えられた、自称スーパースパイ。見栄を張っては失敗するお約束がある[1]。
- カオリ
- 声 - 名塚佳織
- ハマックスたちと行動を共にする、自然が好きな少女。料理を得意とする。ややファーザー・コンプレックスで暴力的な性質である[1]。
- エリコ
- 声 - 並木のり子
- アリノと交際関係にあった女性スパイで、現在もアリノと恋愛相談をするような関係にある。ハマックスカンパニーを調査対象としている[1]。
- 社長(しゃちょう)
- 声 - 柳原哲也(アメリカザリガニ)
- ハマックスの後を継いで就任した新社長。口癖は「ちゅ~」[1]。
スタッフ
- 原案 - 濱口優(よゐこ)
- 監督 - 布施木一喜
- シリーズ構成 - 田中桂
- キャラクターデザイン - 篠原健二
- メカニックデザイン - 玄馬宣彦
- プロップデザイン - 恒野啓
- 美術監督 - 高野正道
- 撮影監督 - 津村治彦
- 色彩設計 - 本柳有美
- 3DCG制作 - DSJ (Digital Studio Japan)
- 音響監督 - 赤間明吉
- 制作プロデューサー - 小原辰也
- アニメーション制作 - トランス・アーツ
- 制作協力 - Production I.G
- 製作・音響制作 - 東北新社
各話リスト
話数 |
サブタイトル |
脚本 |
絵コンテ |
演出 |
作画監督 |
放送日
|
スロットル1 |
登場、Dr.ハマックスやねん! |
田中桂 |
布施木一喜 |
高島大輔 |
澤田譲治 |
2007年 10月6日
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スロットル2 |
なんでミミズが泣くねん! |
成川多加志 |
10月13日
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スロットル3 |
なんでアユって言うねん! |
亀谷響子 |
10月20日
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スロットル4 |
なんでオナラは臭いねん! |
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山本靖貴 |
及川博史 |
10月27日
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スロットル5 |
なんで木陰は涼しいねん! |
麻島和紗 |
布施木一喜 |
山本靖貴 |
細木隆浩 |
11月3日
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スロットル6 |
なんで砂漠で戦争やねん! |
田中圭 |
松澤建一 |
服部一郎 |
11月10日
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スロットル7 |
なんで南極で温泉やねん! |
井草薫 |
松澤建一 |
成川多加志 |
11月17日
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スロットル8 |
なんでシオシオやねん! |
伊豆平成 |
上條修 |
松澤建一 |
杉本道明 |
11月24日
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スロットル9 |
なんで幽霊怖いねん! |
てなしも |
布施木一喜 |
高島大輔 |
澤田譲治 |
12月1日
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スロットル10 |
なんでドードー、スーパー役立たずやねん! |
井草薫 |
山本靖貴 |
亀谷響子 |
12月8日
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スロットル11 |
なんでみんな動物になってしまうねん!(前編) |
田中桂 |
布施木一喜 |
窪敏 |
12月15日
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スロットル12 |
なんでみんな動物になってしまうねん!(後編) |
布施木一喜 |
杉本道明 |
12月22日
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出典
外部リンク