大谷栄治

大谷 栄治(おおたに えいじ、1950年12月 - )は、日本の地球科学者東北大学名誉教授。マルチアンビルセル、ダイヤモンドアンビルセルといった高圧発生装置を用いた地球内部に分布する鉱物の物性測定を専門とする。

人物・経歴

1969年静岡県立静岡高等学校卒業[1]1973年東北大学理学部地学科地学第二卒業。1975年名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻修士課程修了、理学修士1978年名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻博士課程単位取得退学。1979年、名古屋大学理学博士[2][3]。 卒業論文のテーマは「幌満岩体の岩石学」。修士論文のテーマは「高圧発生技術学」。博士論文は「FayaliteとForesteriteのmelting」。1980年愛媛大学大学院理学研究科助手1987年、愛媛大学大学院理学研究科助教授1988年東北大学大学院理学研究科助教授。1994年、東北大学大学院理学研究科教授2008年グローバルCOEプログラムリーダー。2010年日本鉱物科学会会長。2011年、東北大学教育研究評議員2015年、東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー2016年、東北大学名誉教授[3][2]

日本鉱物科学会会長、GCOEリーダー等を歴任し、2010年、紫綬褒章を受章[4]。2017年欧州地球化学協会よりユーリー・メダル受賞。 2024年、瑞宝中綬章を受章[5]

受賞・受章

脚注

  1. ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 233頁。
  2. ^ a b c d e f g h 「大谷栄治|プロフィール」HMV&BOOKS online
  3. ^ a b 大谷 栄治 オオタニ エイジ (Eiji Ohtani)researchmap
  4. ^ 大谷栄治教授、紫綬褒章を受章 - 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
  5. ^ a b 令和6年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 4 (2024年4月29日). 2024年5月7日閲覧。
先代
松原聰
日本鉱物科学会長
2010年 - 2012年
次代
村上隆