大谷川 (美馬市)
大谷川(おおたにがわ)は、徳島県美馬市を流れる吉野川水系の河川である。 地理美馬市(旧美馬郡脇町)に聳える讃岐山脈の大滝山から発して、洪積台地を浸食して吉野川に注ぐ。旧脇町市街地は吉野川沖積低地に張り出した扇状地上にある。川沿いには徳島県道252号大谷脇町線が走っている。 大谷川の石垣沿いには柳並木があり、映画『虹をつかむ男』のロケ地ともなった。この柳並木の景色は、うだつの町の柳並木として読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」(1994年)のひとつに選定されている[1]。 大谷川堰堤2002年に国の登録有形文化財に登録。土木学会選奨土木遺産指定。位置(北緯34度4分32.5秒 東経134度9分3.7秒 / 北緯34.075694度 東経134.151028度)。 美馬市脇町を流れる大谷川にある高さ3.8メートル、幅97メートルの堰堤である。1886年(明治19年)から1887年(明治20年)にかけてオランダ人技師ヨハニス・デ・レーケの指導のもとで建設され、四国で唯一の明治期の砂防ダムとして知られている。「デ・レーケ堰堤」とも呼ばれている。
流域の主な施設脚注
参考文献
外部リンク
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