大津中央郵便局(おおつちゅうおうゆうびんきょく)は、滋賀県大津市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
概要
住所:〒520-8799 滋賀県大津市打出浜1-4
明治初期の日本の郵便制度の開始とともに開設されて以来、滋賀県の郵便業務の中核をなしてきた郵便局である。
併設施設
- ゆうちょ銀行大津店(大阪支店大津出張所):取扱店番号460010 - 滋賀県内での唯一の同行直営店舗である。
- なお、かんぽ生命保険大津支店は、当局ではなくJR大津駅前にある。
分室
分室はなし。以下はかつて存在した分室である。
- 別所分室 - 臨時大津陸軍病院に設けられていた。1943年(昭和18年)に廃止。
- 瀬田分室 (46001A) - 2005年(平成17年)に廃止された瀬田郵便局の局舎を利用して設置。2007年(平成19年)民営化に先立ち廃止。局舎は同日新設された大津瀬田郵便局として使用。
- 坂本分室 (46001B) - 2005年(平成17年)に廃止された坂本郵便局の局舎を利用して設置。2007年(平成19年)民営化に先立ち廃止。局舎は同日新設された比叡辻郵便局として使用。
沿革
- 1871年4月20日(明治4年3月1日) - 日本の近代郵便制度の創設とともに大津郵便取扱所として開設[1]。
- 1873年(明治6年)4月 - 大津郵便役所となる[1]。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 大津郵便局(二等)となる。翌日より為替取扱を開始[1]。
- 1877年(明治10年)7月10日 - 貯金取扱を開始[1]。
- 1885年(明治18年) - 電信取扱を開始[1]。
- 1889年(明治22年)9月1日 - 大津郵便電信局となる[1]。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い大津郵便局となる[1]。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 電話交換業務を開始[2]。
- 1936年(昭和11年)4月16日 - 湊町から桝屋町(現在地の浜大津二丁目)に移転[3]。
- 1938年(昭和13年)8月1日 - 大津市別所の臨時大津陸軍病院に陸軍病院内分室が設けられる[4]。
- 1940年(昭和15年)7月1日 - 陸軍病院内分室を別所分室に改称する[5]。
- 1943年(昭和18年)5月31日 - この日限りで大津市別所にあった別所分室を廃止する[6]。
- 1947年(昭和22年)12月11日 - 郵便局で取扱う電話通話事務を除く電話事務を大津電話局に移管[7]。
- 1956年(昭和31年)10月5日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1969年(昭和44年)6月9日 - 大津市浜大津二丁目から同市打出浜に移転。
- 1987年(昭和62年)7月1日 - 大津中央郵便局に改称。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2005年(平成17年)10月24日 - 瀬田郵便局(〒520-2199、局番号は46028)、坂本郵便局(〒520-0199、局番号は46014)の廃止にともない、それらの集配業務を移管。それぞれの跡地に瀬田分室、坂本分室を設置。関ノ津郵便局(〒520-2299→〒520-2277、局番号は46048)から集配業務を移管[8]。
- 2007年(平成19年)
- 7月30日 - 瀬田分室、坂本分室を廃止。
- 10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業大津支店、ゆうちょ銀行大津店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業大津支店を大津中央郵便局に統合。
- 2018年(平成30年)3月12日 - 郵便番号の上2桁が52地域の地域区分業務を京都郵便局(京都府城陽市)へ移管。
取扱内容
大津中央郵便局
ゆうちょ銀行大津店
風景印
周辺
アクセス
脚注
外部リンク