株式会社大冷(だいれい、英: DAIREI CO.,LTD.[3])は、東京都中央区月島に本社を置く、業務用冷凍食品を中心とした企画開発メーカーである。
概要
業務用の冷凍食品ファブレスメーカーとして切身関連商品から一般調理冷食、冷凍畜肉加工品、冷凍野菜等多角的に『大冷ブランド』を確立している。
1998年には魚の骨を取り除いた「骨なし魚」シリーズを開発。2009年には解凍しないでそのまま調理ができる「楽らくクックシリーズ」など高齢者でも食べやすい食品の販売や業務用冷凍食品の企画・開発をおこなっている[4]。2016年時点では、介護施設向け外食も手がけている[5]。
沿革
※出典は同社IR情報の「沿革」による[6]。
- 1972年6月:東京都中央区勝どき5丁目13番2号で設立(資本金2百万円)
- 1975年12月:本社を東京都中央区豊海町5番9号に移転
- 1988年9月:本社を東京都中央区豊海町4番18号に移転
- 1991年9月:千葉県に館山工場を開設
- 1995年8月:本社を東京都中央区月島2丁目3番1号(現本社。自社ビル)に移転
- 2009年9月:館山工場の運営を外部委託
- 2014年
- 3月:館山工場を売却
- 12月:東京証券取引所市場二部上場
- 2016年11月:東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
特許
- 「冷凍骨抜き魚身及びその加工方法」:2007年1月
- 「加熱処理した魚の製造方法」:2008年9月
- 「凍ったまま調理できる冷凍魚の製造方法および冷凍魚」:2009年3月
- 「湯せん・蒸し調理用魚介類包装冷凍食品及びその製造方法」:2010年12月
- 「施設調理用冷凍揚物の製造方法及び施設調理用冷凍揚物」:2014年1月
脚注
- ^ 有価証券報告書等法定開示資料内2021年3月期有価証券報告書 - 株式会社大冷 2021年6月17日
- ^ a b c d e f g h i j k 株式会社大冷『第50期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月17日。
- ^ 株式会社大冷 定款 第1章第1条
- ^ 『冷凍食品年鑑Ⓒ2018年度版』株式会社日本冷凍食品新聞社、(2018年1月5日)。
- ^ “大冷、骨なし魚堅調”. 日本経済新聞. (2016年8月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXLMS2883HA6AR00C16A8000000/ 2018年4月15日閲覧。
- ^ “沿革 | IR情報 | 株式会社大冷”. www.dai-rei.co.jp. 2018年4月15日閲覧。
外部リンク