夜顔 (映画)
『夜顔』(よるがお、フランス語: Belle toujours 「つねに美女」の意)は、2006年(平成18年)製作、2007年(平成19年)公開のポルトガル・フランス合作映画である。ルイス・ブニュエル監督の『昼顔』(1967年)の約40年ぶりの「続篇」であるが、マノエル・デ・オリヴェイラのオリジナルシナリオによる監督作品である。 略歴・概要ジョゼフ・ケッセルが1929年(昭和4年)に発表した同名小説を原作に1967年(昭和42年)にルイス・ブニュエルが監督した映画『昼顔』から40年が経過した世界で、アンリ・ユッソンとセヴリーヌ・セリジが再会する物語を描く。アンリ役は前作同様ミシェル・ピコリ、セヴリーヌ役は前作のカトリーヌ・ドヌーヴよりも4歳年長のビュル・オジエが演じている。 本作は、2006年(平成18年)に製作・完成し、同年9月にサン・セバスティアン国際映画祭、第63回ヴェネツィア国際映画祭等の各映画祭で上映され、翌2007年(平成19年)4月11日のフランスでの公開を皮切りに、日本でも同年12月15日には公開されている。同年、ミシェル・ピコリがヨーロッパ映画賞最優秀男優賞、翌2008年(平成20年)、ポルトガルゴールデングローブ賞(Golden Globes, Portugal)の最優秀作品賞にそれぞれノミネートされた。 キャスト
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