多福寺 (埼玉県三芳町)
多福寺(たふくじ)は、埼玉県入間郡三芳町にある臨済宗妙心寺派の寺院。 歴史1696年(元禄9年)、柳沢吉保の開基である。吉保は当時川越藩の藩主であり、三富新田の開拓を進めていた。そして入植者の一体感醸成と精神的支柱を持たせるため、入植者の菩提寺として創建されたのが当寺の起源である[2][3]。 そのような経緯もあり、当寺には吉保に係わる寺宝が多い。埼玉県の文化財に指定されている銅鐘には、吉保の功績などが刻まれている。他にも1945年(昭和20年)に開拓250周年記念として、吉保を顕彰する「保山侯頌徳碑」が建てられている[3]。 文化財交通アクセス
脚注参考文献
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