多々良川
多々良川(たたらがわ)は、福岡県糟屋郡および福岡市を流れ、博多湾に注ぐ河川。二級水系多々良川の本流。 地理福岡市東部の糟屋郡を西に流れ、福岡市東区名島と東区箱崎ふ頭の境界から博多湾に注ぐ。流路延長17.4 km。河口付近には、1933年に完成した7連アーチ橋「名島橋」がかかる。かつてシロウオ漁が盛んであったが、今では川の汚濁が進みシロウオが減少している。冬には、カモ類をはじめとする冬鳥の飛来地としても有名で、なかでもクロツラヘラサギは近年、毎年飛来しているようである。 由来伝承に依れば、神功皇后の三韓出兵の際、大陸渡来の鋳物工がこの地に住み着き、多々良川の川砂の砂鉄で鋳物を作っていたことに由来するとされる[1]。 主な支流流域の自治体並行する交通鉄道道路その他河口付近にあるJR鹿児島本線の橋は鉄道写真(とりわけブルートレイン)の撮影地として有名で、しばしばここで撮影された写真が鉄道雑誌等に掲載されている。 脚注
関連項目
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