墨染発電所
墨染発電所(すみぞめはつでんしょ)は、京都府京都市伏見区深草墨染町にある水力発電所である。 概要1912年の第二琵琶湖疏水完成に伴い、伏見インクラインの落差を利用し1914年5月に運転を開始した[2]。鴨川運河の深草に位置する[3]。旧名称は伏見発電所[2]。 2017年現在は関西電力の発電所となっている[1]。 2001年に「琵琶湖疏水の発電施設群」として、蹴上発電所、夷川発電所とともに土木学会選奨土木遺産に認定されている[4]。 設備発電設備は水路式(流込み式)で[1]、立軸カプラン水車および立軸三相交流誘導発電機を備える[2]。認可最大出力2,200kW[1]、最大使用水量は20.00立方メートル毎秒、有効落差は14.31mである[2]。
脚注
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