基礎看護学(きそかんごがく、英: Fundamental Nursing)とは、しばしば看護教育においてその導入部に位置づけられ、看護の対象についての理解(人間(患者)にとっての身体や環境、健康と疾病の捉え方、病いの意味など)、看護および看護学の歴史、医療専門職としての看護師の役割や責任、チーム医療の有り方、生命の尊厳とアドボカシーといった医療における倫理的側面、といった看護学の基本的かつ主要な概念や看護理論、または看護を行うにあたって必要となる基礎看護技術の展開・体系化を図る学問である。