土井利義
土井 利義(どい としのり)は、越前国大野藩5代藩主。利房系土井家5代。 略歴安永6年(1777年)6月27日、近江彦根藩主・井伊直幸の十男として彦根で生まれる。寛政3年(1791年)5月、大野藩第4代藩主・土井利貞の四女・松と婚約し、利貞の婿養子となる。寛政4年(1792年)12月、従五位下、右京亮に叙任する。寛政5年(1793年)に中務少輔に転任する。寛政9年(1797年)に松が早世すると、岡部長備の娘である栄香院と結婚した。 文化2年(1805年)11月8日、利貞の隠居で家督を継ぐ。文化5年(1808年)2月に甲斐守に転任する。文化6年(1809年)12月に造酒正に転任する。文化7年(1810年)3月10日、当時はまだ実子の利忠は生まれていなかったため、養子の利器に家督を譲って隠居した。文政元年(1818年)6月4日に江戸目白下の下屋敷で死去した。享年42。 文武両道の名君で、善政に尽くしたと言われている。 系譜父母 正室
側室
婚約者
子女 養子
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