品質管理検定
品質管理検定(ひんしつかんりけんてい)とは、一般財団法人日本規格協会(JSA)と一般財団法人日本科学技術連盟(JUSE)が主催し、一般社団法人日本品質管理学会(JSQC)が認定する品質管理に関する検定である。英: QualityControlからQC検定とも呼ばれる。 概要品質管理(QC)の知識およびその改善能力を評価することを目的とした検定試験。近年では製造業や食品産業を中心に、社内評価や社員教育に取り入れる企業や、従業員に受験を推奨する企業が増えている。受験者層は製造業だけでなく、ホテルや百貨店などのサービス業も対象としている。 なおQC検定は国家試験や業務独占資格の類では無い。品質管理に関する国家資格としては計量士がある。 受検級
※ どの級も受験資格は設定されていない。 試験形式2級以下は制限時間90分のマークシート試験である。 1級は制限時間120分で、マークシート形式の問題だけでなく論述課題も課される。 合格基準
以下の条件を3つ全て満たしていること。
※ 一次試験のみ合格した場合は準1級と認定される。ただし、準1級と認定された者であっても、1級と認定されるためには再度一次試験を受験し、一次試験・二次試験ともに合格する必要がある。
以下の条件を2つとも満たしていること。
得点率が70%以上であること。 受検料
※ 隣接する2つの級をあわせて受検する場合は、両方の検定料を合計した金額から1,000円程度割引となる。 試験日年2回(3月下旬と9月上旬) 合格者の特典
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