和平区 (天津市)
和平区(わへいく)は中華人民共和国天津市に位置する市轄区。天津市人民政府の所在地である。 地理東は海河に接し天津の中心市街をなす。区内にはイギリスやフランスなどの租界時代の建築物が多く残っている。南京路、濱江道、和平路などが商業中心地として発展し、日本企業も多く進出している地域である。 歴史和平地区に行政区画が設置されたのは宋代の大観年間(1107年-1110年)に設置された靖海県である。1113年には乾寧県に編入され、1126年(靖康元年)には金朝に割譲された。 その後各王朝による行政改編を受け、1731年(雍正9年)、清朝により天津県が設置され、清末の1860年(咸豊10年)以降は『北京条約』により英仏米日の租界が設置されていた。 1949年、中華人民共和国が成立すると天津市には11区が設置された。1952年10月、11区が8区に整理統合されると和平地区には第一区及び第五区が設置され、1956年にはそれぞれ和平区、新華区と改称された。1958年9月、再度行政区の整理統合が行われ和平区、新華区及び城廂区、河北区の一部が合併し現在の和平区が成立、現在に至っている。 観光行政区画この節の参考文献[1]
脚注
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