台湾鉄路管理局DR3100型気動車
DR3100型気動車は、台湾鉄路管理局(台鉄)の自強号用の気動車 概要台鉄では、東部幹線の自強号の慢性的な混雑を解消する為、1990年にDR3000型81両を導入したが、それでも混雑は解消されなかった事から、1998年(民国87年)に増備されたのが本形式である。1998年8月より運用を開始した。 製造は、DR3000型の日立製作所に代わって日本車輌製造となったが、電装系は引き続き日立製作所の担当であり、性能的にもほぼ同じである。車体艤装は、DR3000型に準じているものの、同時期に製造された支線用の気動車であるDRC1000型と共通した設計を取り入れている。客用扉は片開きの片側2扉を採用しており、これまでの優等列車より乗降時間が短縮された。 第一編成(DR3101-DR3051-DR3102)は完成車で輸入されたが、第二編成以降は日車の技術支援のもとで唐栄鉄工廠(現在の台湾車輌)にて製造された。なお台鉄では、東部幹線や南廻線の電化により、今後は気動車の増備を行わない方針を決定しており、本形式が台鉄最後の自強号用気動車になる見込み。 台東までの電化が開業して以降、主に南廻線を初めとする、台湾南部の自強号用として使用されているが、台東線では、故障の多いEMU500型の代車として、区間車として使用される事もある。 列車編成
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