古賀 敬太(こが けいた、1952年 - )は、日本の政治学者。専門は、政治思想、とくにカール・シュミットの研究。
福岡県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程を経て、京都大学大学院法学研究科修了。現在、大阪国際大学現代社会学部教授。
著書
単著
- 『ヴァイマール自由主義の悲劇――岐路に立つ国法学者たち』(風行社, 1996年)
- 『カール・シュミットとカトリシズム――政治的終末論の悲劇』(創文社, 1999年)
- 『近代政治思想における自由の伝統――ルターからミルまで』(晃洋書房, 2001年)
- 『シュミット・ルネッサンス――カール・シュミットの概念的思考に即して』(風行社, 2007年)
共著
- (瀬島誠・池田佳隆・山本周次)『激動するヨーロッパ』(晃洋書房, 1998年/改訂版, 2006年)
編著
- 『政治概念の歴史的展開(1-2)』(晃洋書房, 2004年-2007年)
共編著
- (初宿正典)『カール・シュミットとその時代――シュミットをめぐる友・敵の座標』(風行社, 1997年)
- (富沢克)『20世紀の政治思想家たち――新しい秩序像を求めて』(ミネルヴァ書房, 2002年)
- (大矢吉之・滝田豪)『EUと東アジア共同体――二つの地域統合』(萌書房, 2006年)
訳書
- H・クヴァーリチュ『カール・シュミットの立場と概念――史料と証言』(風行社, 1992年)
- カール・シュミット『カール・シュミット時事論文集――ヴァイマール・ナチズム期の憲法・政治論議』(風行社, 2000年)
- ロバート・P・エリクセン『第三帝国と宗教――ヒトラーを支持した神学者たち』(風行社, 2000年)
- シャンタル・ムフ編『カール・シュミットの挑戦』(風行社, 2006年)