北1条宮の沢通
北1条宮の沢通(きたいちじょうみやのさわどおり)は、札幌市中央区から手稲区に至る都市計画道路。区間により国道230号、北海道道124号宮の沢北一条線、主要市道9902号南19条宮の沢線となる。 概要歴史開拓期には札幌の中心部から琴似方面へ行く道路は北5条通(現在の北5条手稲通)と南1条通しかなく、北1条通は西20丁目辺りで行き止まりになっていた[2]。北1条通が国道に認定されるのは1947年(昭和22年)になってからであり[2]、札幌新道や創成川通が開通するまでは起点となる札幌駅前通から西25丁目までは国道5号(札樽国道)として札幌と小樽を結ぶ幹線道路になっていた[2][3]。北原白秋作詞の童謡「この道」の「この道はいつかきた道…」は、北1条通がモチーフになっている[2]。 北1条宮の沢通は1993年(平成5年)に全面開通し[4]、その後は慢性的な交通渋滞などを解消するため、国道230号延長約1.1 km区間の拡幅事業を行った[5]。2002年(平成14年)には国の直轄駐車場(2006年から民間事業者が管理運営[6])「北一条地下駐車場」が供用開始した[7]。 路線状況区間
道路施設
地理北1条宮の沢通は、札幌駅前通から北海道神宮の前を通り、宮丘公園内を横断して国道5号に至る道路になっている[10]、起点から西8丁目通交差点までの約500 mは、明治の初期に開拓使本庁舎の外周路であった名残として幅員が約36 mになっている[11]。札幌市中心部から円山や手稲山山麓を東西に横切るため、札幌市内の街路としては珍しく起伏に富んだ道路であり[10]、西野屯田通から終点となる国道5号までは勾配6%の区間が約1,000 mあることからロードヒーティングを敷設している[9]。 交差する道路
脚注
参考文献関連項目外部リンク |