北田 幸恵(きただ さちえ、1947年[1] - )は、日本近代文学の研究者。
略歴
北海道中標津町出身。1969年北海道教育大学卒業、1977年北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。
1970年代には須見容子の筆名で、宮本百合子研究を『民主文学』誌に書いたり[2]、宮本百合子の『道標』の新日本文庫版の解説を書いたりしていた。
その後、研究に専念し、近代文学をジェンダー論と関係づける研究を多く試みる。城西国際大学の教授をつとめた。
著書
- 『書く女たち 江戸から明治のメディア・文学・ジェンダーを読む』(学藝書林)
- 『宮本百合子の時空』(翰林書房、共著)
- 『女たちの戦争責任』(東京堂出版、共編)
脚注
- ^ しんぶん赤旗
- ^ 民主文学
参考文献
- 『しんぶん赤旗』2021年1月20日付寄稿文に付された紹介
- 『民主文学』2021年3月号座談会出席者紹介