加須羽生バイパス
加須羽生バイパス(かぞはにゅうバイパス)は、埼玉県加須市多門寺交差点から羽生市下川崎交差点を結ぶ国道125号のバイパス道路である。なお、2018年7月に現道化した(並行する旧道を埼玉県道38号加須鴻巣線に転換[1])。 名称地元住民には第2バイパスや新バイパスと呼ばれる事がある。 これは、現在の本道と愛宕交差点で分かれ、南篠崎交差点で合流する埼玉県道152号加須幸手線がかつての国道125号の本道であり、その北方を迂回する形で通る現在の本道が「加須バイパス」というバイパス道路として建設され、国道指定が変更されたという経緯がある為である。(すなわち、加須羽生バイパスは「バイパスのバイパス」という位置付けとなる) 概要上述した通り、加須市の中心部は旧国道の埼玉県道152号加須幸手線と現在の国道本道である加須バイパスが平行して横断している。だが、旧国道は丁字路の交差点と信号が多く自動車の動線が複雑であり、加須バイパスも同市の中心道路であり交通量が非常に多く信号機・ロードサイド店舗も多いため、いずれも自動車の渋滞が多発していた事から、加須バイパスのさらに北方を迂回する形でこの道路が計画された。国道125号本道とは500〜1000mほどの間隔をあけて並走している。 1996年に羽生市の須影交差点(国道122号)から加須市の三俣交差点(埼玉県道46号加須北川辺線)までが暫定2車線として部分開通したが、多門寺交差点までの区間が進捗せず、前述する県道の三俣交差点から睦町交差点の区間がバイパスを通る車両により混雑していた。しかし、加須市内の残り1.4km(三俣交差点〜多門寺交差点)が2007年3月10日に開通し、全線開通となった。 また、2013年3月22日には加須市不動岡地区から多門寺交差点までの4車線化が完了し、既4車線区間と接続された[2]。なお下川崎交差点 - 不動岡地区までは暫定2車線である。終点の多門寺交差点ではバイパスが直進路となっている。 沿線風景建設時は周りには田園しかなく、その後もホームセンターである島忠[3]程度しかなかったが、2005年頃に三俣交差点付近に書店や飲食店などが立ち並ぶようになった。2007年時点で羽生市〜加須市不動岡、三俣交差点 - 多門寺交差点辺りまでは田園地帯になっている。その途中、2014年には加須警察署の隣にあった加須消防署が、沿道から少し入った場所へ移転している。 接続するバイパス地理通過市町村交差道路
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脚注
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