|
この項目では、文学研究者について説明しています。元三重県鈴鹿市長については「加藤栄 (鈴鹿市長)」をご覧ください。 |
加藤 栄(かとう さかえ、1953年〈昭和28年〉 - )は、日本の文学研究者、ベトナム文学・文化の研究・翻訳家。大東文化大学准教授。
来歴
神奈川県生まれ。東京外国語大学インドシナ科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。指導教官は木山英雄[1]。ベトナム文学の翻訳に務めている。大東文化大学国際関係学部国際文化学科准教授、東京大学教養学部非常勤講師としてベトナム語を教える。
著書
- 共著
- 『もっと知りたいベトナム』第2版 弘文堂、1995年。
翻訳
- ズォン・トゥー・フォン他 『流れ星の光 現代ベトナム短編小説集』 新宿書房、1988年。 〈双書・アジアの村から町から〉
- マー・ヴァン・カーン 『夏の雨』 新宿書房〈双書・アジアの村から町から〉、1992年。
- ズオン・トゥー・フォン 『虚構の楽園』 段々社〈現代アジアの女性作家秀作シリーズ〉、1994年。
- 『ベトナム現代短編集 1』 大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉、1995年。
- マイ・グー 「冗談みたいな話」
- ヴォー・ティ・ハーオ 「この世との絆」
- スアン・テュウ 「クワンティエンの伝説」
- グエン・クワン・テュウ 「チュア村の二人の老女」
- マー・ヴァン・カーン 「始業の太鼓を打つ男」
- グエン・ティ・トゥー・フエ 「可愛いミヌー」
- グエン・ティ・アム 「盲目の歌手」
- グエン・フイ・ティエップ 「農村で学んだこと」
- 『ベトナム現代短編集 2』 大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉、2005年。
- ヴォー・ティー・スアン・ハー 「サイカチの花が咲く頃」
- レ・ミン・クエ 「遅すぎた午後」
- ヴー・バーオ 「魂を落とした男」
- イ・バン 「村娘ティー」
- リュウ・ソン・ミン 「この世の渡し」
- ヴォー・ティ・ハーオ 「神がかった呪文」
- チャム・フオン 「時間(とき)の涙」
- グエン・ゴック・トゥ 「楽しい映画作り」
- ライ・ヴァン・ロン 「善良な殺人者」
- グエン・ティ・トゥー・フエ 「魔術師」
- タ・ズイ・アィン 「掟を乗り越えて」
- グエン・ティ・トゥー・フエ 『魔術師』 文科〈アジア女流作家シリーズ〉、1997年。
- グエン・チー・フアン 『ツバメ飛ぶ』 てらいんく、2002年10月。
- グエン・ニャット・アィン 『つぶらな瞳』 てらいんく、2004年8月。
脚注
外部リンク