割見塚古墳

割見塚古墳
割見塚古墳
(2009年6月13日)
所在地 千葉県富津市二間塚字割見塚1754-1
位置 北緯35度19分27.6秒 東経139度51分44.9秒 / 北緯35.324333度 東経139.862472度 / 35.324333; 139.862472座標: 北緯35度19分27.6秒 東経139度51分44.9秒 / 北緯35.324333度 東経139.862472度 / 35.324333; 139.862472
形状 方墳
規模 一辺40m、高さ3.5m
築造時期 7世紀前半
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割見塚古墳の位置(千葉県内)
割見塚古墳
割見塚古墳
千葉県内の位置
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割見塚古墳(わりみづかこふん)は、千葉県富津市にある方墳である。内裏塚古墳群を構成する1基。

概要

  • 一辺40メートル・高さ3.5メートル
  • 二重周溝をもつ。内堀一辺63メートル、外堀一辺107.5メートル。

千葉県内の方墳としては龍角寺岩屋古墳駄ノ塚古墳松面古墳に続き4番目に大きく、周溝も入れると駄ノ塚古墳・松面古墳より大きく岩屋古墳に並ぶ。

1964年(昭和39年)に早稲田大学、1984年(昭和59年)に君津郡市文化財センターが横穴式石室を調査した。石室は全長11.7メートル、前庭部を含めた総長は18.75メートルになり、千葉県最大、全国でも有数の規模をほこる。

石室は盗掘されていたが、前庭部から直刀・金銅製弓はず・弓飾り金具・刀子装具(金銅・銀)・馬具(心葉形杏葉・方形鏡板・帯金具)・鉄鏃須恵器長頸壺・土師器坏が出土した。

当古墳は1924年(大正13年)に国指定史跡の仮指定を受けたが、本指定が無いまま現在に至る。

参考文献

  • 富津市教育委員会「千葉県富津市 内裏塚古墳群総覧」2008年

関連項目