前田實
前田 實(まえた みのる、1903年(明治36年)5月4日 - 1983年(昭和58年)11月15日)は、日本の銀行家。秋田銀行頭取[1]・会長および相談役を務めた。 来歴・人物福島県大沼郡高田町(現在の会津美里町)[2]に、前田寅三郎の長男として生まれた[2]。 1928年(昭和3年)東京帝国大学経済学部商業学科を卒業[2]。同年、旧・秋田銀行に入行する。秋田・福島各支店支配人を歴任し、1946年(昭和21年)10月、常務に選任された[2]。 1959年(昭和34年)には、鈴木直吉の後を受け頭取に昇格した[3]。 頭取在任時は、店舗の県内外への新設や再編に取り組んだほか、現本店ビルの竣工や事務センタービルの建設、オンラインシステムの稼働、さらには東証2部上場の実現など経営の近代化を推進した。 1979年(昭和54年)には、会長に勇退。その後相談役に退いた。 1983年(昭和58年)11月15日、心不全で秋田大学医学部附属病院で死去。享年80[4]。 略歴
家族・親族
栄典脚注 |