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エンジェル出版(えんじぇるしゅっぱん)は、日本の出版社。双葉社の関連子会社。 概要エンジェル出版は、主として成年コミックを取り扱う双葉社の関連会社として1998年に設立された[1]。営業部部員は双葉社の社員が兼務し、社長は双葉社取締役の梓沢雅治が務める[1]。成年向け漫画雑誌『ANGEL倶楽部(エンジェルクラブ)』を主に発行し[2]、同誌を母体とする単行本レーベルとして「エンジェルコミックス」がある(同誌および同レーベルの創刊は1990年)[2][3]。 ただし、エンジェル出版の設立直後に成年向け漫画作品の移管が全面的に行われた訳ではなく、2000年代に入ってからも「成人指定マーク」なしのコンビニ売り誌『メンズヤング』や『メンズアクション』などとその掲載作品の単行本に関しては、引き続き双葉社から刊行されていた。双葉社の『漫画アクション』が低迷した時期には実質的に漫画部門を成人向け作品が占めていた実情などもあわせ、双葉社の主力レーベル「アクションコミックス」は一般向け作品と成人向け作品が特に区別されていない渾然とした状態が続いた。 2012年以後、成人向け作品の単行本は全面的にエンジェル出版の取り扱いに変更された。これにより、掲載誌が双葉社発行でも掲載作品の単行本化はエンジェル出版の発行となり、版元が異なるのが常態となっている。この変更が行われた過渡期に発表されていた作品の一部には、続刊中にレーベル変更になった作品もある[注 1]。“エンジェルコミックスで刊行される双葉社発行雑誌”としては、おもに『アクションピザッツ』系列の各誌が該当する。 2012年から2014年の時期においては、成年コミック指定のある『エンジェルクラブ』掲載作品の単行本は「成年コミック」マークつき、指定のない『アクションピザッツ』系掲載作品の単行本はマークなしという大まかな住み分けがなされていたが、2014年6月以降は後者に対して「18未満」マークの適用が開始された[注 2]。 主な発行誌
主な発行レーベル
関連会社
脚注注釈出典外部リンク
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