利用者:Nekosuki600/ストレージ/利用者:Lonicera/ある寓話
<!--削除についての議論が終了するまで、下記のメッセージ部分は除去しないでください。もしあなたがこのテンプレートを除去した場合、差し戻されます。--> {{Ambox | type = serious | image-file = Icono aviso borrar.png | text = <p style="font-size: 112%">'''現在、この利用者ページは[[Wikipedia:削除の方針#削除依頼|削除の手続き]]に従って、削除が提案されています。'''</p> <p style="font-size: 94%">削除についての議論は、'''[[Wikipedia:利用者ページの削除依頼|利用者ページの削除依頼]]'''で行われています。削除の議論中はこのお知らせを'''除去しないで'''ください。</p> <p style="font-size: 94%">'''この項目を作成された方へ''': まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、[[Wikipedia:削除の方針|削除の方針]]に該当するかどうか検討してください。</p>}}[[Category:削除依頼中の記事]] <!-- 削除についての議論が終了するまで、上記部分は削除しないでください。 --> 昔むかし、あるところにひとつの遊園地がありました。名前は…何でもいいや。仮に「浦安デゼニリゾート」とでもしましょうか。そこでは、来客の中からボランティアで清掃係を選び出して決めており、清掃係以外の人間は一切ゴミを掃除することができないという規則になっていました。そんなばかな、とおっしゃらないで下さい。そういう方針なのですからしょうがありません。 さて、来客数の割にそれほど数の多くない清掃係は、それぞれ自分のペースでゴミを片付けていました。しかし、掃除する量に比して捨てられるゴミの量が日に日に上回ってきており、園内のあちこちにゴミが散乱し始めています。物陰には長期に亘って隠れたままのゴミも山ほどあり、それを探し出して掃除するのも一苦労です。 ある日のことです。通りすがりの来客がゴミを捨て、それを掃除係が拾おうとした瞬間に、ある一人の客である¶さんが、こう言いました。
誰がどう使うかなんかわからないんだから。
…さして長くもない月日が経ちました。ある日、やはり通りすがりの来客がゴミを捨てようとしたので、一人の掃除係が「ここにゴミを捨ててはいけませんよ」と注意しました。すると、その来客は「あそこにも似たようなものが落ちているではありませんか。まずあのゴミを拾うべきでしょう」と言い放ち、ゴミを捨てて立ち去ってしまいました。 このようにして、来る日も来る日も、園内で遊ぶついでにゴミを落としていく人が増えていきました。なかには、ゴミを捨てるためだけに、園にやってくる人も出る始末です。彼らに注意しても聞く耳は持ちませんし、たまに口を開けば「アッテ有害ナモノ以外ハ全部残シテオケ」「誰ガドウ使ウカナンカワカラナインダカラ」とニヤニヤしながら言うだけでした。 さすがにこれには困り果てた一部の掃除係が、¶さんに「あなたも掃除を手伝ってくれませんか」と打診したのですが、¶さんは何も答えてくれません。まして、掃除係になるということは一切考えていないようです。 こうして、浦安デゼニワールドは、ゴミに埋もれてしまったのです。 |