利用者:㭍月例祭/Wikipedia:保護の上手な依頼のしかた
報告は具体的に!よい例・わるい例
依頼があると管理者はどうするか管理者は、保護の依頼があると、まず「本当に報告の通りのことが起きているのか」を確認しに行きます。 「よい例」のように具体的だったり、差分リンクが示されていれば、それをチェックすればいいので、確認作業がスムーズです。 「悪い例」のように抽象的な場合には、管理者は、まずいつのどの差分を確認すればいいのか、適当に予想をたてて手当たりしだいに探して回らねばならず、非常に手間がかかります。 また、管理者は「記事の保護をするか、それとも問題利用者のブロックで対処するか」を考えます。そのため問題のある投稿を行なった利用者をIP・アカウントを具体的に示していただくと、手間が省けます。 管理者はまず「何が起きているのか」を確認します本当にデタラメな悪戯・荒らしなのか、それとも何か根拠となる不祥事のニュース報道があって書き込みが多発しているのか、など背後関係や事情を調べます。 ノートや会話ページでの対話が試みられているのか、ときには関連記事を確認しにいったりもします。関係者の投稿履歴を探り、初心者なのかベテランなのか、他の記事では適切な編集をしているのかを調べます。 そうして、荒らしなのか、意見対立をによる編集合戦なのかをみきわめ、保護が必要な状況なのかを総合的に判断します。 依頼時の報告が具体的でないと、管理者は相当な手間と時間をかける必要が生じます。その帰結として対処が遅れたり、後回しになったりしますし、もっと優先度・緊急性の高い案件の対処が遅れる原因にもなります。管理者のマンパワーも限られていますので、ご理解いただきたく思います。 それはほんとに「荒らし」なの?下記文書をよくご確認ください。 まず、半保護は「深刻な荒らし被害」が対象です。 荒らしではないものをよくご確認いただき、それが本当に「荒らし」なのか、それともWikipediaのルールに不慣れなだけなのか、きちんと区別してください。 「荒らし」ではないものの例
こうした編集は、事件事故など世間の耳目を集めるニュース的記事などでは頻繁に見られるものです。一般的には、これだけでは「荒らし」とは言いません。単にルールに通じていないだけです。(適切な編集をするように繰り返し説明をしても、耳を貸さない・問題を繰り返す、などが重なっていくと、対話拒否とか編集強行だとかのルール違反を問えるようになっていきます。) 現在進行系の事象で、世間の耳目を集める記事では、短期間に多数の編集者が群がる傾向があります。また、各種ルールに長けたベテラン利用者よりも、新規利用者やIP利用者が多くなる傾向もあります。このため、上記のように「荒らしではないが、不適切な編集」が多発することがあります。しかしそれは荒らしではないし、半保護が必要な「深刻な荒らし」と認められることもあまりありません。 それは本当に「深刻」?確かに「荒らし」であっても、2日前に2回荒らされたあと、36時間は何も起きていない、というような場合には保護が必要な「深刻な荒らし」とまでは言えないかもしれません。 その記事が普段から頻繁に編集されているのか、半年前に1回編集されたきりなのか、その程度によっても違うでしょう。 名誉毀損など権利侵害案件は特別扱いなお存命人物に関するネガティブな記述や、現存する組織の不祥事など、Wikipedia:名誉毀損に関わる場合、即時削除の対象となりそうな場合については、躊躇なく報告して構いません。こうした場合には、「具体的に」報告しようとして、かえって「名誉毀損」を拡大させてしまわないよう、注意を払ってください。 あまりにも杜撰な依頼を乱発すると…半保護が必要な「深刻な荒らし」でないとか、報告が具体的でない、などが重なっていき、管理者が手間をかけて履歴を調査したが保護をすべき状況ではない、ということが繰り返された場合には、今度は「不適切な依頼を出した人」に矛先が向き、「半保護の方針などの無理解」として警告を受けたり、方針熟読のためのブロックを受けるかもしれません。 本当に深刻なら躊躇せず本当に「深刻な荒らし」が起きているなら保護依頼をするのに躊躇する必要はありません。 初心者の方が、保護依頼とブロック依頼のどちらが適切か迷ったりするようならば、どこへ依頼しても構いません。ベテラン利用者や管理者が、適切に対応します。 本当に緊急な対処が必要な重大な荒らしなどの切迫した状況では、いちいち差分を示さなくてもだいじょうぶです! 荒らし相手に「リバート合戦」はしないで!ときおり、荒らしの編集をひたすらリバートする方がいます。 それは善意や正義感に基づいているとしても、結果としては「荒らし」とあまり変わらない結果をもたらします。 1回リバートして、すぐにまた荒らしが繰り返されるようならば保護を求めるのがいいでしょう。 |