出石酒造
出石酒造有限会社(いずししゅぞう)は、兵庫県豊岡市出石町にある酒造メーカー。創業は1708年(宝永5年)。企業の設立は1943年(昭和18年)である。 銘柄「楽々鶴」(ささづる)は、酒の別名である「笹の露」と出石藩主・仙石家の別荘「楽々園」に由来する[1]。ラベルは出石町出身の書家である川尾朋子の筆による。 沿革1708年(宝永5年)に源流となる酒蔵「かずかや門垣屋」が創業する[1]。この時代、出石藩主の命で酒を造り、藩主から「緑」という銘柄を与えられた[1]。後述する企業合同までこの銘柄は使用された[1]。 1876年(明治9年)の出石大火では、「かすがや門垣屋」も酒蔵が焼け落ちる被害を受けた[1]。 1943年(昭和18年)、出石町に3軒、但東町に2軒あった酒蔵が合同して出石酒造が発足した[1]。「楽々鶴」の銘柄はこのときから使用されている[1]。 2017年(平成29年)には酒蔵の土壁の修復工事が行われた。 銘柄
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