共立女子中学校・高等学校
共立女子中学校・高等学校(きょうりつじょしちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都千代田区一ツ橋二丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立女子中学校・高等学校。高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校[1]。通称は「共立」。 概観1886年(明治19年)3月、「女性の社会的地位の向上のため、自活の能力の習得と自立した女性としての必要な教養の習得」を目的として教育界の先覚者34名により共立女子職業学校創立。「女性の自立と自活」という建学の精神を、「誠実・勤勉・友愛」という校訓とともに、引き継いてきた。「共立」という名は、共同で設立されたことに由来する。 1887年(明治20年)2月、現在地の神田一ツ橋に移転。1911年(明治44年))に設置の高等師範科が1925年(大正14年)専門学部へ昇格、1928年(昭和3年)10月、共立女子専門学校となる。1936年(昭和11年)に共立高等女学校を開設し、女子に必要な高等普通教育が施されるようになる。誠実勤勉の徳を磨き婦徳の涵養を目標とした。 学制改革により、1947年(昭和22年)共立女子中学校を開校、1948年(昭和23年)共立女子高等学校開校。中学は主に旧職業学校の教員が、高校は主に旧高等女学校の教員が担当した。 1949年(昭和24年)4月、共立女子大学を設置、1950年(昭和25年)には短期大学部(現:短期大学)が設立されている。 併設校として優遇措置により共立女子大学に進学することもできる。卒業生の10~15%程が進学している。多種多様な目標を達成するために、基礎学力だけでなく進路先が求めるレベルの学力を養成している。2006年(平成18年)に高校募集を停止し、中高完全一貫としてのカリキュラムを構築している。 明治の共立女子職業学校以来、2016年で創立130周年を迎える。 沿革
交通アクセス部活動運動部
文化部
著名な出身者
制服
系列校
脚注および参照
関連図書
関連項目外部リンク
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