八旗通志『八旗通志』(はっきつうし、満州語:ᠵᠠᡣᡡᠨ 1727年(雍正5年)、雍正帝の命を受けたオルタイ(鄂爾泰)等は『八旗通志』の編集に着手、後に『初集』と称される史書を1739年(乾隆5年)に完成している。しかし記録の遺漏が認められたため1786年(乾隆51年)、乾隆帝はフルンガ(福隆安)等に命じ、乾隆年間の記録及び『初集』での遺漏記録の増補を行わさせ、1796年(嘉慶元年)に成立、『欽定八旗通志』と命名され、先に成立した『八旗通志』は『八旗通志初集』と改題された。 『初集』及び『二集』ともに八旗制度及び満洲族研究の重要な史料の一つとされ、日本でも1965年(昭和40年)に満文老檔研究会より『八旗通志列伝索引』が出版されている。 |