八坂神社 (多古町)
八坂神社(やさかじんじゃ)は、千葉県香取郡多古町多古にある神社である。 由緒旧多古宿の本町、新町、仲町の鎮守である。縁起書には、寛永年中(1624-1643年)に飯笹村から移したと記されている。社殿には、祭神の本地である牛頭天王像が厨子に収められている。 多古町内最大の祭りである「多古祇園祭」は当社の祭りであり、千葉県指定無形民俗文化財の「多古のしいかご舞」は、祇園祭の神事の1つである。 この神社は、街の中心とされており、参勤交代の行列もここから出発していた[1]。 多古祇園祭多古祇園祭は、江戸時代から続く多古町の夏の風物詩である。 お囃子の音色と掛け声とともに山車が引き回され、山車の上では艶やかな舞が披露される。毎年、7月25-26日に開催され、26日には花火も打ち上げられ、祭りの終焉を彩る[2]。 多古のしいかご舞多古のしいかご舞は、祇園祭の際、高い柱の上で演じられる曲芸的な芸能である。豊作、無病息災、子孫繁栄などを願い、氏子若衆が猿、獅子、鹿、雨蛙に扮して踊る。 アクセス
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