全日本アラブクイーンカップ全日本アラブクイーンカップ(ぜんにほんアラブクイーンカップ)とは兵庫県競馬組合の園田競馬場でかつて行われていたアングロアラブ系牝馬による中央地方全国交流重賞競走である。 概要第1回は1981年。兵庫県営競馬が組合組織化されたことを記念した周年記念の一環として、アラブのメッカにふさわしく地方競馬全国のアラブ系牝馬を招待してその年のアラブ女王決定戦という位置づけで開幕した。1985年から1995年にかけては中央競馬所属馬も出走可能であった。全国交流競走時代は地元兵庫の所属馬が10勝、その他愛知5勝、笠松2勝と東海・近畿勢の活躍が目立った。 しかし、アラブ系競走馬の激減に伴い重賞競走を開催する頭数確保が困難になったことから2000年度は交流の体裁をとりつつも全日本のタイトルを外し兵庫アラブクイーンカップとして開催。同年をもって廃止となった。 2001年からはサラブレッドとの混成による特別競走「兵庫クイーンカップ」に転換されたが(出走馬は兵庫所属馬のみ)、2004年度から東海・北陸・近畿地区交流重賞に格上げされ、回数も2004年度を改めて第1回とした。 歴代優勝馬
親仔制覇過去に1組の親仔制覇の例がある。
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