先崎 彰容(せんざき あきなか、1975年〈昭和50年〉7月15日[1] - )は、日本の倫理学者、思想史家[2]。日本大学危機管理学部教授[2]。専門は近代日本思想史[3]、日本倫理思想史。
経歴
東京都出身[3]。立教高等学校[4]、東京大学文学部倫理学科卒業。東北大学大学院文学研究科日本思想史博士課程単位取得修了[3]、博士(文学)[5]。この間、文部科学省政府給費留学生としてフランスの社会科学高等研究院 (EHESS) 国際日本学専攻に留学[4]。東日本国際大学東洋思想研究所教授を経て、2016年より日本大学危機管理学部教授。
著作
- 『個人主義から〈自分らしさ〉へ 福沢諭吉・高山樗牛・和辻哲郎の「近代」体験』(東北大学出版会、2010年)
- 『高山樗牛 美とナショナリズム』(論創社、2010年)
- 『ナショナリズムの復権』(ちくま新書、2013年)
- 『違和感の正体』(新潮新書、2016年)
- 『未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか』(新潮社〈新潮選書〉、2017年)
- 『維新と敗戦――学びなおし近代日本思想史』(晶文社、2018年)
- 『バッシング論』(新潮新書、2019年6月)
- 『鏡の中のアメリカ 分断社会に映る日本の自画像』(亜紀書房、2020年11月)
- 『国家の尊厳』(新潮新書、2021年5月)
- 『本居宣長:「もののあはれ」と「日本」の発見』(新潮選書、2024年5月)
- 『批評回帰宣言:安吾と漱石、そして江藤淳』(ミネルヴァ書房、2024年8月)
訳著・共著
TV出演
インターネット出演
- 論壇チャンネル「ことのは」(2021年9月29日 - )番組「先崎彰容の知性の相貌」を配信中。
- ポリタスTV(YouTube、2021年11月30日)
出典
外部リンク