便覧便覧(びんらん、べんらん[1])は、特定の分野で必要な事項を簡潔に説明し、必要な時に必要な項目を即座に確認できるようにした参考図書の一種である。 ハンドブックとも呼ばれる。 便覧の規模はさまざまであり、小冊子形式もあれば、主題別の百科事典と変わらない巨大なものもある(たとえばJISハンドブックは非常に大きい)。 ハンドブックの例vade mecumvade mecumはラテン語で便覧を指す言葉で、ラテン語圏で主に使われる。ラテン語でvade「行け」と mēcum「私と一緒に」を組み合わせた成句で、「一緒に連れて行って」という意味である。 大まかな各種の祈祷文,聖書の抜粋をまとめて、司祭が祭壇上で用いたミサ典書(Vade mecum)の起源は、5世紀初頭までさかのぼる[2]。
ブラジルでは、法令参考書のタイトルになっており、毎年発行され、携帯端末にも配信されている[3]。 参考資料
関連項目 |