佐賀バルーンミュージアム
佐賀バルーンミュージアム(さがバルーンミュージアム)は、佐賀県佐賀市松原にある熱気球をテーマにした日本国内初の常設博物館[1][2]。 概要2016年10月1日に天候に左右されず、いつでもバルーンの魅力に触れられる施設として、また佐賀市の観光、中心市街地活性化の一環として開館した。この場所は弘道館跡地であり、佐賀市では用地として2013年11月に閉店したマルキョウ佐賀店の敷地と隣接地を購入し、建物そのものは無償で譲り受けて整備した。またこの際に隣接地にあった佐賀市文化財の旧嬉野家の武家屋敷の門を1890万円の費用をかけて東側にずらして保存修理している[3]。総事業費は約18億円[4]。 施設は鉄筋4階建て建物の1,2階部分で、佐賀の工芸品や名産を売る物産館やカフェも設けた。また、気球の保管が可能な倉庫「バルーンハーバー」を1階に整備している。3階は佐賀市青少年センターが市内成章町から、佐賀県警の少年サポートセンターが県警本部内から移転。4階は民間の日本語学校が入居している[5]。 2017年7月19日、来館者数が10万人に到達[6][7]。 展示内容吹き抜けに実物バルーンを展示するほか、1969年に北海道で日本初の有人飛行に成功したイカロス5号(実物)のバスケットや280インチのスクリーンでバルーンの映像を楽しむスーパーハイビジョンシアター、競技を疑似体験できる世界でここにしかないフライトシミュレーターなどを展示する。また国内の熱気球の発展に貢献した人物や団体を紹介する「気球の殿堂」や熱気球の歴史や競技種類の説明、気球の形を模型で紹介する区画などを整備している。 気球の殿堂日本や佐賀の熱気球文化に貢献した個人や団体を紹介し、その功績をたたえる施設。佐賀独自のものであり、国際気球委員会(CIA)が定める功労者殿堂とは無関係。
利用案内開館時間
休館日観覧料年間パスポート
交通
ショップ
その他設備
脚注
関連項目外部リンク |