仏果山
仏果山(ぶっかさん)は、丹沢山地の東部に位置する標高747mの山。神奈川県愛甲郡愛川町と愛甲郡清川村の境界線上にあり、清川村側は神奈川県立丹沢大山自然公園に指定されている。郷土富士のひとつで、半原富士(はんばらふじ)ともいう。 概要標高が低く、登山道がよく整備されていて家族連れなどでも登りやすい山で、1〜2時間程で登山ができ、高取山や宮ヶ瀬ダムにかけてのハイキングコースとして知られている。また頂上には展望台(高さ13m)が設置してあり、そこからは東丹沢と関東平野が一望できる。 仏果山の周辺には高取山 (706m) や経ヶ岳 (633m) などの山が位置し、西麓には宮ヶ瀬湖、南麓には宮ヶ瀬ダムがある。 主な登山ルート太字は登山口
登山口へのアクセス
橋本駅 相模原駅 淵野辺駅 上溝駅より田名バスターミナル行に乗車、田名バスターミナルにて「半原」行に乗り換え「撚糸組合前」下車 車の場合、東名高速道路厚木ICより国道129号を北上、3km先の「警察署前」交差点を左折、突当りを右折、道なりに20km直進。宮ヶ瀬湖が見えてから2km先(仏果山登山口バス停付近)左方にある大棚沢広場駐車場(無料)に駐車。 なお、平日のみ宮ヶ瀬ダムの駐車場にも駐車できるが、開門時間が午前9時であるため、早めに登山をする場合、大棚沢広場駐車場に駐車する者もいるようである。 山名の由来室町時代のはじめ、清川村煤ヶ谷(すすがや)にある正住寺を開いた仏果禅師がこの山で座禅修業をしたことが、山名の由来とされている。仏果禅師が座禅をしたといわれる座禅石は、かつて仏果山の南東麓にあったが、その周辺が採石場となったため、2001年に土山峠近くに移された。 画像
仏果山からの眺望関連項目外部リンク |