仁叟寺
仁叟寺(じんそうじ)は、群馬県高崎市吉井町神保[1]にある曹洞宗の寺院。山号は天祐山、院号は公田院、本尊は釈迦牟尼仏[2][3]。 歴史応永年間(1394年 - 1428年)、奥平城主・奥平貞訓が奥平公田に開基したと伝わる[2][3]。その後、1522年(大永2年)に貞訓の子孫である貞能により現在地に移された[2][3]。移転に際し雙林寺4世・直翁裔正を住職に招いて開山とした[2][3][4]。 これまでに歴代領主の保護を受け、江戸時代には、25石の寺領を受けている[2][3][4]。 移転後、現在に至るまで、幸いにも火災に遭わずに済んでいる[2][5]。その甲斐あって、1891年(明治24年)に群馬県内では長楽寺とともに古社寺保存法(現在の文化財保護法に相当)の指定を受け、皇室より下賜金を受けている[2][3]。 正面11間、側面6間の入母屋造瓦葺の本堂は18世紀前期の建築とみられ、3間3戸の楼門形式の山門は明和元年(1764年)の建築、薬医門形式の惣門は寛文3年(1663年)の建築である[3]。 文化財群馬県指定文化財高崎市指定文化財高崎市指定重要文化財 高崎市指定天然記念物 交通アクセス
脚注
参考文献
外部リンク |