九月の空 (小説)『九月の空』(くがつのそら)は、高橋三千綱の小説。『文藝』1978年1月号に掲載され、第79回芥川賞受賞作に選ばれた[1][2]。剣道を通じて成長する高校生の姿を描く青春小説[3]。 映画
小説を原作とする映画が松竹の製作により同年公開された[2]。坂東正之助主演で、ヒロイン・石野真子の女優デビュー作となる[4][5][6]。監督は山根成之。 キャスト
スタッフ
撮影当時高校生だった石野は初挑戦したキスシーンに、「心臓が止まりそうでした」と大変緊張し、わずか3秒の撮影に3時間を費やしてしまい、撮影終了後は泣いたと話している[6][7]。2011年4月に銀座シネパトスで、1970年代のアイドル映画を一挙に公開する特集上映「70年代アイドル映画大全VOL.Ⅱアイドル映画で春ラ!ラ!ラ!」が開催され、4月15日に本作の上映と石野のトークイベントがあった。石野は当時は多忙のため本作を見る時間がなく、3日前に初めて本作を観たと話し、「感激いたしました。DVD化もされていないので、先日映画を見ることができて、すごくいい作品に出させていただいたなと」と歳月を経て、改めて出演を喜んだ[6]。 同時上映『博多っ子純情』 脚注
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