中村明夫中村 明夫(なかむら あきお)は、長崎県の音楽家で元高等学校教諭。2023年3月に50歳で公立高校を退職し、4月より九州文化学園の長崎短期大学で准教授を務める。 また、転職と同時に西海市教育委員会の委託で西海市の吹奏楽指導や音楽イベントの企画にも携わる。 高校教諭時代の教え子が飲酒運転事故に巻き込まれた2013年以降は、人権や犯罪被害者支援を訴える講演活動家としても知られる。
略歴長崎県佐世保市出身。中学時代に吹奏楽(テューバ)と出会う。 長崎県立佐世保北高等学校にて吹奏楽を続けた後、プロのテューバ奏者を目指し作陽音楽大学(現・くらしき作陽大学)音楽学部音楽学科へと進む。[1] 大学卒業と同時に長崎県立壱岐高等学校に講師として半年勤務したのをきっかけに教職員を志す。長崎県立猶興館高等学校の講師を経て、長崎県立島原南高等学校に教諭として赴任した。 その後、長崎県立対馬高等学校に赴任、次いで長崎県立佐世保東翔高等学校に赴任、吹奏楽コンクールで初の九州大会出場に導いている[1][2]。 2020年のコロナ禍においては、いち早く吹奏楽活動の復活を目指し、ラジオ[3]やネット[4]の活用、無観客演奏会や自衛隊音楽隊との練習会企画[5]などの活動をおこなった。[6] 2021年現在は、佐世保東翔高校にて教鞭をとる傍ら、ボランティアとして地元のラジオ局にてパーソナリティを務めたり[7]、各種イベントのプロデュース[8]なども手がけるほか、飲酒運転事故の被害者である教え子、前川希帆と共に犯罪被害者支援を訴える講演活動も行っている。 2023年3月高校教諭を退職し、同年4月、長崎短期大学保育学科の准教授に就任。
TV等出演歴
主な講演歴
表彰
脚注
出典
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