中川陽介
中川 陽介(なかがわ ようすけ、1961年 - )は、日本の映画監督。東京都生まれ。 来歴武蔵大学経済学部を卒業後、1984年、出版社SSCに就職。若者向けの雑誌編集部でデスクとして活躍し、また、FMラジオ番組やビデオプログラムの監督、プロデュースを行う。 1995年、SSCを退社し、自ら東風創作社を設立(現・株式会社大風)。 1997年に『青い魚』で映画監督としてデビュー。本作品は1998年ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待作品に選ばれる。以後、数々の世界の映画祭に招待、上映され、日本では東京・渋谷のユーロスペースにて公開された。 2作目となる『Departure』でも自ら脚本を手掛け、1999年、サンダンス・NHK国際映像作家賞優秀賞を獲得。また、本作品も『青い魚』に引き続き、2001年ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待作品に選ばれるという快挙を成し遂げた。 2005年には『真昼ノ星空』がベルリン国際映画祭のヤングフォーラム部門に正式出品された。 2023年、映画『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』を監督。同作は第15回沖縄国際映画祭に正式出品される。 作品映画など
なお、『メダロット魂』のみTVアニメである。そのほかはすべて映画となる。 『Fire!』までの4本全ての長編作品の舞台を街並みに愛着、ノスタルジーを感じるという沖縄においている。 本人はデビュー作から『真昼ノ星空』までは3部作ともいうべき繋がりを持っていると語っている。 ・探偵新垣ジョージ(2018年、総監督・脚本。短編集) ・のぶゆきと母ちゃん(2019年、監督・脚本。短編) ・笑顔の理由(2019年、監督・脚本。短編) ・やくそく(2020年。監督・脚本。短編) 小説
評価『青い魚』『Departure』『真昼ノ星空』がベルリン国際映画祭で一定の評価を得ている。国内では、東京、名古屋、大阪、京都、那覇などの単館系映画館で公開されている。 親族祖父は画家の中川一政[1]。おじに演出家の中川晴之助、従妹に女優の中川安奈。 脚注
外部リンク
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