中央管理室中央管理室(ちゅうおうかんりしつ)とは、建物や建築設備などを集中的に管理するための場所である。建築基準法及び建築基準法施行令の規定により、一定の規模を超える建築物において設置が義務づけられている。 高層ビル、大規模な百貨店、病院等には必ず設置されており、中央監視室と呼ばれる場合もある。 中央管理室に関する規定根拠法令は建築基準法施行令(カッコ内) 設置しなければならない建築物
設置場所
その他
中央管理室の役割中央監視室には、建物や建築設備の状況を把握し、遠隔制御するための中央監視装置(ビルオートメーションシステム、略称BASなど)等の設備が備えられ、法令に定められる機能の他に次のような機能や役割もある。
中央管理室に類似するものに防災センターがあるが、防災センターは消防法令に基づく主に防災に対応するための施設である。近年、中央管理室と防災センターを一体化し、両機能の融合的、効率的な管理を行う施設が多くなっている。 中央管理室には、常時、人がいなければならないので、休憩室や仮眠室が備えられているのが普通である。 関連項目外部リンク |