中国国家大劇院
中国国家大劇院(ちゅうごくこっかだいげきいん)は2007年9月に完成した中国北京の中心部に位置する国立劇場である。天安門広場の西側にあり人民大会堂にも隣接する。 概要2004年に着工。総工費は32億元。設計者はシャルル・ド・ゴール国際空港などを手がけたフランスの建築家ポール・アンドリュー[1]。外観では卵の形にしたドーム型の施設で、2,416席のオペラ劇場2,017席収容の音楽ホール、1,040席収容のコンサートホール等がある。 特徴的な卵型の壁面には、三菱ケミカル製TCM(チタン複合板)が用いられており、その母材には新日鐵住金が供給したTranTixxiiチタンが使用されている。 元々は1998年に当時の江沢民党総書記・国家主席が、国家大劇院を建設すると発表したことに始まり、2007年12月に正式にこけら落とされた。 こけら落とし公演はガラコンサートで、開場記念事業にはマリインスキー・オペラや、小澤征爾指揮中国国家交響楽団のジルベスターコンサートなどが2008年4月まで続けられた。 施設
ギャラリー脚注
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