上間陽子
上間 陽子(うえま ようこ、1972年 - )は、日本の教育学者である[1]。琉球大学教育学研究科教授[2]。 経歴1972年[3]、沖縄県コザ市に生まれる[4]。東京都立大学博士課程退学[5]。 1990年代から2014年までは東京都、その後は沖縄県において、未成年少女たちの支援と調査に携わる[6]。風俗調査、沖縄階層調査、若年出産女性調査などを実施している[7]。 2017年に著書『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』[8]、2020年にエッセイ集『海をあげる』が刊行された[9]。2021年、第14回わたくし、つまりNobody賞を受賞した[10]。 2021年、若年女性の妊娠と出産を支援するシェルター施設「おにわ」を沖縄県に開設した[11]。上間は、同じく琉球大学教授の本村真と共同で代表を務めるほか、現場管理を担当している[12]。 影響歌手の星野源は、楽曲「不思議」を制作する際に上間の著書『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』と『海をあげる』を読んで深く影響されたという[13]。2021年放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』の中で、星野は「『不思議』の歌詞には出てきてないんですけど、『裸足で逃げる』の中で出てくる方々の耳にどうやって染み込んでいくのかな。なんかそこを(考えた)」と語っている[13]。 著書単著共編著
受賞
脚注
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