上国料勇
上国料 勇(かみこくりょう いさむ、1970年7月31日 - )は、日本のゲームクリエイター、イラストレーター、洋画家。東京都生まれ、鹿児島県育ち。現在はフリーで活動している。 来歴本名は上國料という旧字だが、書くには大変という理由で普段は上国料で通している[1]。 鹿児島県立松陽高等学校を卒業後、東京学芸大学に進学し美術を専攻する。 1999年、スクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。入社後直ぐにファイナルファンタジーXのチームに配属され、FFシリーズでは「ファイナルファンタジーXIII」シリーズ3作でアートディレクターを務め、『ファイナルファンタジーX』や『ファイナルファンタジーXII』『ファイナルファンタジーXV』にも携わる[2][3]。2017年付でスクウェア・エニックスを退社。現在は独立し、フリーで活動中で、2018年には一休さんゆかりの真珠庵にて、400年ぶりとなる襖絵制作も手掛ける[4][5]。 2021年には、同年7月に公開された『竜とそばかすの姫』のコンセプトアーティストとして参加[6]、監督の細田守からは「ファンタジー世界の中でもリアリティーを感じさせてくれるデザイナーです。“竜の城”も、アイデアに溢れた見事な仕上がりになりました。“クジラ”も、“スピーカーで着飾ったクジラ”というお題で、いろんな人が案を出したのですが、上国料さんにお願いすると、すぐにあのデザインが上がってきたんです。 天女の羽衣のような布が取り巻いた、すばらしい造形です。」とインタビューの中で称賛を受けた[7]。 主に手がけた作品
脚注
外部サイト
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