三升家小勝 (7代目)
七代目 三升家 小勝(みますや こかつ、1937年11月5日 - 1992年9月4日)は、茨城県出身の落語家。本名∶安達 勝美。生前は落語協会所属。出囃子は『おかしみ』。夫人は橘家すずめ。 来歴実家は茨城県で中華料理屋『興楽』を営んでいた。永田町小学校、千代田区立麹町中学校卒業。1954年10月、二代目桂右女助に入門。前座名は桂右喜夫。1956年3月、師匠右女助が六代目小勝を襲名したことにともない、三升家勝男に改名。 1957年10月、二ツ目に昇進し勝彌に改名。1971年、師匠小勝が死去。三代目三遊亭圓歌門下に移籍する。 1973年3月に勝彌、橘家圓平、三遊亭さん生、三代目吉原朝馬、柳家小のぶ、柳家かゑる、三升家勝二、桂小益、林家枝二、柳家さん吉とともに真打へ昇進。1982年4月に七代目三升家小勝を襲名する。 1992年9月4日、下咽頭癌のため死去。54歳没。小勝の名跡は、1歳年下である弟弟子の三升家勝二が八代目として襲名した。 芸歴
人物得意ネタは滑稽噺が主で権助物も得意とした。踊りも得意で六代目小勝夫人の花柳一衛仕込。 脚注注釈出典関連項目 |