三保造船所 (静岡県)
株式会社三保造船所(みほぞうせんしょ)は、静岡県静岡市清水区に本社・造船所を置く造船・船舶修繕事業者である。日本中小型造船工業会の会員企業である[2]。 概要1919年(大正8年)に、遠洋漁船の建造・修理を主たる事業として創業した[3][4][5]。以来、日本国内における漁船の主要造船企業としての地位を占め、漁船以外にも貨物船や官公庁船にも事業を拡大した[4][5]。1980年代には水産業の不振等を背景に業績が悪化し、1996年(平成8年)に会社更生法の適用を申請するに至るが、2014年(平成16年)に更生手続きを終結し、再建を完了した[4]。その後、2016年(平成18年)にツネイシホールディングスと資本関係を強化し、常石グループの傘下に入った[4]。以後も引き続き、大型漁船を中心に各種船舶の建造・修理を行っている[5][6]。 漁船建造技術の高さ・豊富な建造実績等から、様々な先進的な漁船の建造を受注することも多く、建造船は日本船舶海洋工学会のシップ・オブ・ザ・イヤー2006年・2010年・2013年の漁船・作業船部門賞を受賞している[7][8][9]。 主要設備
沿革
脚注
外部リンク |