ヴォルフ・ハリントン彗星 43P/Wolf-Harrington
|
仮符号・別名
|
1924 Y1, 1924 IV, 1924d 1952 T2, 1952 II, 1951k 1958 V, 1957g 1965 III, 1964g 1971 VI, 1970o 1978 VI, 1977j 1984 XVII, 1984g 1991 V, 1991e[1]
|
分類
|
周期彗星
|
発見
|
発見日
|
1924年12月22日[2]
|
発見者
|
マックス・ヴォルフ[2]
|
軌道要素と性質 元期:TDB 2456756.5(2014年4月9.0日)
|
軌道長半径 (a)
|
3.3501 au[1]
|
近日点距離 (q)
|
1.3571 au[1]
|
遠日点距離 (Q)
|
5.3431 au[1]
|
離心率 (e)
|
0.5949[1]
|
公転周期 (P)
|
6.13 年
|
軌道傾斜角 (i)
|
015.972 °[1]
|
近日点引数 (ω)
|
191.559 °[1]
|
昇交点黄経 (Ω)
|
249.866 °[1]
|
平均近点角 (M)
|
221.216 °[1]
|
前回近日点通過
|
2016年8月19日[3]
|
次回近日点通過
|
2025年8月4日[3]
|
最小交差距離
|
0.376 au(地球)[1] 0.073 au(木星)[1]
|
ティスラン・パラメータ (T jup)
|
2.793[1]
|
物理的性質
|
直径
|
3.6 km[1]
|
絶対等級 (H)
|
8.6(核+コマ)[1]
|
■Template (■ノート ■解説) ■Project
|
ヴォルフ・ハリントン彗星(英語: 43P/Wolf-Harrington)は、1924年12月22日にハイデルベルクでマックス・ヴォルフが発見した太陽系の周期彗星である。発見からわずか2ヶ月後の1925年2月14日の観測を最後に姿を消したために軌道を確定できず、さらに1936年に木星に接近したために軌道が不確定になり、長い間行方不明となっていた。1951年10月4日にパロマー天文台のRobert G. Harrington(英語版)により発見された彗星が、論争の末にヴォルフの発見した彗星と同定された[2]。
1997年の接近では、視等級は12に達した[2]。
2016年8月19日の近日点通過は6.13年ぶり(1951年の再発見以降全てほぼ同じ)だったが、2019年3月6日に木星に0.0653 auまで接近して軌道が変化し、次の近日点通過は8.96年ぶりの2025年8月4日と計算されている。公転周期で言えば、2016年回帰時には6.14年だったのが、2025年回帰時には9.02年に延びている[3]。
核の直径は3.6kmと推定されている[1]。
脚注
関連項目
外部リンク