ヴェラ・ヨルダノーヴァ
ヴェラ・ヨルダノーヴァ(Вера Йорданова, 1975年8月28日 - )は、フィンランド生まれのモデル、女優。 生い立ち1975年、フィンランドの首都・ヘルシンキにて、ブルガリア人の音楽家の子供として生まれた。一家は北欧諸国を旅しながら一緒の時を過ごした。一家は最終的にブルガリアに落ち着き、ヴェラは同地で7年間過ごした。14歳の時、政治情勢のため、一家はヴェラの生まれ故郷であるフィンランドに戻る[2][3]。ヴェラはヘルシンキにある外国語教育に特化した学校で、複数の外国語を学んだ。 活動フィンランドで外国語を学んだのち、モデル事務所『Paparazzi』の目に留まり、声をかけられたヴェラは、モデルとして複数の雑誌の表紙に登場し始める。その後、フィンランド国外でのモデルの仕事の機会が増え、フランスの写真家、ジル・ベンシモンによる協力のもと、大手化粧品会社『クラランス』(Clarins)、フェリーナ・ランジェリー(Felina Lingerie)、バカルディ・ライム(Bacardi Lime)が発売する商品にも登場した[4]。ミラノ、パリ、ハンブルク、ケープタウン、ニューヨーク、ロス・アンジェレスにて、モデルの仕事を10年以上続けた[2]。2006年には、雑誌『マクシム』(Maxim)のカレンダーや『FHM』[5]に、2007年6月には、『エスクァイア』(Esquire)のチェコ語版にも登場し、その美しい姿態を披露した(いずれも男性向け雑誌)。 この頃には、女優業にも携わるようになり、『Isänmaan Toivot』(フィンランド語:『祖国へ向けられた希望』)を初めとするテレビドラマ作品に出演している[6]。イーライ・ロス(Eli Roth)が監督したスプラッター映画、『ホステル2』(2007年)にも出演した。この映画で、ヴェラはアメリカ合衆国から東ヨーロッパへ観光にやって来た女性の主人公ら3人を、拷問と殺人の愛好家たちが集う建物にいざなう女、アクセルを演じた[7]。 2014年、ヴェラは『Don't Miss a Bite: Stories and Flavors from around the World』と題した料理本をフィンランドで出版した。これは100の料理のレシピ、自身の短い自叙伝的な記述、ヴェラ本人による素描と写真が掲載されている[2]。 私生活2013年、コロンビア人のフェデリーコ・ルイ(Federico Ruiz)と婚約し[8]、2016年に結婚した。 語学力ヴェラ本人によれば、英語、フィンランド語、ブルガリア語を話し、ロシア語がある程度分かり、スペイン語は簡単な会話なら可能。フランス語も分かるが、話すのは無理だという[9]。 出演作品映画
テレビ
動画
著書
出典
外部リンク |