ヴィオラ (オペラ)『ヴィオラ』(Viola)は、ベドルジハ・スメタナ作のチェコ語のオペラ(未完・絶筆)。リブレットの作者はエリシュカ・クラースノホルスカーで、ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『十二夜』を下敷きとしている。元々、1874年にいくつかの楽曲の作曲が行われたが、その後作曲は続けられず、1883年にようやく再開された。しかし、スメタナは脳梅毒が悪化して作曲を続けられなくなり、翌1884年5月12日に精神病院で死去した。そのため、このオペラは完成することなく、オーケストレーションが施された15ページ分の楽譜と、50ページほどの歌声部(弦楽の伴奏付き)、合わせて365小節が現存するのみである。演奏時間は約14分となる。 上演史スメタナの死から15年が経過した1900年3月15日に演奏会形式による上演が行われ、1924年3月11日にはプラハ国民劇場において上演されている。 配役
録音
参考文献
外部リンク
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